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Embroidered artwork for クンビーラ本生譚:四つの至徳をもって伏兵の鰐を出し抜いた賢猿: Embroidered Buddha seated in meditation on a pink lotus, with a golden dharma wheel and a white stupa in the mountains

クンビーラ本生譚:四つの至徳をもって伏兵の鰐を出し抜いた賢猿

一匹の鰐が、猿の王がいつも飛び石にしている岩の上で待ち伏せしている。猿の王は言葉巧みに鰐を誘って口を大きく開かせ、鰐は自ら目が見えなくなって獲物を逃してしまう。

ジャータカ物語仏陀般若(智慧)

デーヴァダッタにとって新しくはなかった殺意

ブッダのもとに、デーヴァダッタが再びブッダの命を奪う企てをめぐらせているという知らせが届いたとき、ブッダは比丘たちに、これが初めてではないと告げられた。デーヴァダッタは、はるか昔の時代にもブッダの命を狙い、そのときも今と同じく失敗したのである。ブッダは、その古い物語の全体を比丘たちに語られた。

猿の日課の往復

その前世において、ブラフマダッタ王がベナレスを治めていたころ、菩薩は川岸に住む猿として生きていた。川の中ほどには、マンゴーとパンノキの茂る島があった。岸と島のちょうど中間には、幅の広い一つの岩が水面から突き出ていた。猿の並外れた力により、彼は一日に二度跳ぶだけで全行程を渡ることができた。岸から岩へ、岩から島へ。そして夕方には同じ道を戻ってきた。

鰐の妻と彼女の渇望

その川の一帯には、クンビーラという名の鰐とその妻が住んでいた。毎日猿が川を渡るのを見ていた妻は、あれほど見事な生き物の心臓を食べたいという激しい欲望に駆られ、夫にそれを捕らえてくれるよう懇願した。クンビーラは、その日の夕方までには猿が自分たちの手中に落ちるだろうと約束し、中州の岩まで泳いでいき、濡れた表面に体を平らに押し付けて、夕暮れに猿が降りてくるのをじっと待った。

高くなりすぎた岩

日没時、島で腹いっぱい食べた菩薩は、帰りの跳躍のために水辺へ来て、何かがおかしいことに気づいた。川の水位は朝から変わっていないのに、岩は夜明けのときよりも水面から高く突き出して見えた。そこに敵が身を隠しているのではないかと疑った菩薩は、自分自身が危険に足を踏み入れることなく、その疑いを確かめることにした。

自ら答えを明かした問いかけ

菩薩は水を隔てて陽気に呼びかけ、いつもの夕方の挨拶に岩がなぜ応えないのかと尋ねた。答えがないので、菩薩はもう一度呼びかけた。古くからの友である岩が今夜は何も言うことがないことを、いくぶん不思議がっているかのようであった。自分の舌を取り囲みつつある罠に気づかないクンビーラは、岩は普段なら猿に答えるはずであり、今ここで黙っていれば何かおかしいと知られるだけだと推論した。そこで彼はかえって応えてしまい、その石の上で誰が何を待ち構えているのかを、まさにはっきりと明かしてしまった。

降伏ではなかった降伏

自分が、心臓を引き裂こうと待ち構えていたクンビーラ本人と向き合っていることを知った菩薩は、完全に平静を保った。もはや存在しない渡り道へ逃げるのではなく、ほかに渡る方法がない以上、自分は身を委ねると告げ、鰐にできる限り大きく顎を開くよう求めた。そうすれば、まっすぐ飛び込むことができるからである。

鰐の体の秘密

菩薩は、飢えに駆られたクンビーラがすっかり忘れていた鰐についての一つの事実を知っていた。顎を最大限に開くと、目が同時に閉じてしまうのである。クンビーラが食べ物を受け入れようと顎を大きく広げた瞬間、彼は完全に盲目となった。その同じ瞬間に菩薩は島から跳び立ち、鰐の鼻先の一点に一瞬だけ降り立ち、クンビーラがその着地を感じる前に、無事に対岸へ跳ね返った。

欺かれた者からの賛辞

クンビーラが目を開けると、猿が頭上のガジュマルの木の中に無傷で座っているのを見つけた。彼は怒りではなく、心からの賛辞を捧げた。真実、智慧、勇気、そして何もかもを危険にさらす覚悟を持つ者は、ちょうど猿がしたように、身においても心においても、いかなる敵によっても本当に打ち負かされることはないと彼は言った。そう言い終えると、彼は一人で川へ戻っていった。

仏陀による正体の明示

ブッダは、クンビーラをデーヴァダッタと名指し、鰐の妻をチンチャーマーナヴィカーと名指して、教えを締めくくられた。チンチャーマーナヴィカーは、のちにブッダ自身に偽りの告発を向けることになる女性その人である。パーリ聖典の『ジャータカ』第224話は、この物語をこのような語りの形で伝えている。

自らの沈黙に仕掛けられた罠

クンビーラの破滅は、待ち伏せそのものの弱点からではなく、じっと動かずにいるのではなく、彼が口を開くことを選んだ、その一瞬から生じた。沈黙した岩であれば、猿に確実なことは何も告げず、ただ、踏み出す前に確かめないまま踏んでしまうかもしれない疑念を生じさせるだけだっただろう。答えるべきでない問いに答えたのは、クンビーラ自身の声であり、それが猿の半ばしか形になっていなかった疑念を、そこに何が、どこで待ち受けているかについての確かな知識へと変えたのである。

罠そのものを開かせた降伏

猿が鰐の顎へ直接跳び込むという申し出は、降伏などではまったくなく、待ち伏せする捕食者に、自らを打ち負かしうる唯一のことを、させるための唯一の方法であった。クンビーラは、自分の目を直接閉じるよう説得されることはありえなかったが、飢えが求める限り口を大きく開くよう説得されることはありえた。そして彼がそうした瞬間、目は自ら閉じたのである。猿は罠から逃れたというより、その罠自身の仕組みが内側から無力化してくれるのを待ったのであった。

ご存知でしたか?

『小部・ジャータカ』二集第八袈裟品第224話。

あらゆる敵や苦難を打ち破る「四つの勝徳(四法:真実・智慧・勇気・捨)」を宣揚する名高い説話。

鰐が口を最大に開いた時に反射的に盲目になるという生理的弱点を看破し、危機を脱出の踏み台に変える。

菩薩の比類なき機知、臨機応変の決断力、そして恐れなき実践力を鮮烈に描き出す。

智慧(パンニャー)波羅蜜と真実(サッチャ)波羅蜜の燦然たる勝利を象徴する。

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