Bharat Devotion
Embroidered artwork for ミタチンティー本生:ちょうど良く思い量った魚: Embroidered Buddha seated in meditation on a pink lotus, with a golden dharma wheel and a white stupa in the mountains

ミタチンティー本生:ちょうど良く思い量った魚

釈尊のもとへの訪問を先延ばしにし続けた二人の比丘が、川にいた三匹の魚の話を思い起こす。そのうち二匹は、漁師の網への警告を手遅れになるまで聞き流していた。

出立を延ばし続けた二人の比丘の枠物語

パーリ聖典のこのジャータカは、仏陀が二人の年老いた比丘について説かれたものである。二人は田舎の森で雨安居を共に過ごし、安居が明けたならば旅立って仏陀にお会いしようと、初めから心に決めていた。しかし出立の時が来るたびに、何かしらの理由が彼らをもう少し待たせた。日々が過ぎ去り、ついに三か月が経ったが、その望んだ参拝はまだ始まらなかった。このような果てしない先延ばしがもたらす代償を示すために、仏陀はかつてベナレス近くの大河に住んでいた三匹の魚の古い物語を思い起こされた。

同じ川に住んだ三匹の魚

その前世において、三匹の魚が川の水の中に共に住まいを定めていた。バフチンティ(多く思い悩む者)という名は、あらゆる選択肢を絶え間なく量りながら、一つに定まることがない者を意味した。アッパチンティ(ほとんど思わぬ者)という名は、危険に本当の注意を払うことなく、日々を漂って過ごす者を意味した。菩薩であったミタチンティ(中庸に思う者)の名は、果てしない熟慮に麻痺することも、単なる怠惰によって不注意になることもない、適度な思考をする者を意味した。

人の住む水域へ流れ着いた魚たち

ベナレス王ブラフマダッタの時代、三匹の魚は、野生の地から下流へと泳ぎ、人々が暮らす川の区間へと至った。そこでは漁師たちが網、籠の罠、そしてそれに類する道具を使って働いていた。

間に合ううちに与えられた警告

ミタチンティは、この場所が危険であることをすぐに見て取った。彼は二匹の仲間に、ここでは漁師たちが網と罠を使うと告げ、まだ戻れるうちに引き返して野生の地へ帰るように強く促した。

日々先延ばしにした二匹の魚

バフチンティとアッパチンティは怠惰で貪欲であり、どちらも行こうとはしなかった。二匹は一日延ばしに延ばし続け、こうして三か月が過ぎた。それは二人の比丘の先延ばしを映し出していた。

川に投げ入れられた網

そのとき漁師たちは、網を川に投げ入れた。食べ物を求めて先へと泳いでいたバフチンティとアッパチンティは、盲目的に網の中へと突進した。後ろに従っていたミタチンティは、網と、二匹の身に起きたことを見た。一方は、行動へと結びつくことのなかった慎重さによって破滅し、もう一方は、危険を決して真剣に受け止めなかった軽率さによって破滅したのである。

機転によって築かれた救助

ミタチンティは二匹を救うと決意した。まず彼は網の周りを素早く泳ぎ回り、網の前で水をはね上げた。まるで網を突き破って上流へ向かおうとする魚のようにである。次に彼は引き返し、網の後ろで水をはね上げた。まるで網を突き破って下流へ向かおうとする魚のようにである。

誤った思い込みが開いた逃げ道

漁師たちは、網が破れて魚が逃げたのだと思い込み、網の一隅をつかんで引き上げた。その瞬間、捕らわれていた二匹の魚は開けた水へと滑り出て、三匹とも無事であった。

仏陀が二人の比丘へ持ち帰らせた教え

仏陀は、自らの果てしない先延ばしによって、日々、ずっと望んでいた参拝から遠ざけられていた二人の比丘のもとへと戻り、この物語を結ばれた。バフチンティの終わりなき熟慮と、アッパチンティの不注意な漂流は、結局のところ、まったく同じ網へと至る二つの異なる道にすぎなかった。ただミタチンティの節度ある注意深さ、すなわち考えすぎることも考えなさすぎることもない姿勢だけが、危険の向こう側まで誰かを無事に運ぶことができたのである。

仏陀が比丘たちを待ち続けた魚と同定された理由

物語の結びに、仏陀は二人の年老いた比丘をバフチンティとアッパチンティに同定された。決断をせず、永遠に選択肢を量り続ける心と、何かを量るには軽率すぎる心は、どれほど異なる出発をするにせよ、結局は同じ場所に至る。過剰な熟慮によって無期限に延期された参拝は、そもそも一度も考えられなかった参拝よりも、実現に近づくわけではないのである。二人の比丘はこれを聞き、捕らわれた二匹の魚のうちに、自分たち自身の繰り返された遅延が、日々、その時には気づくことなく辿っていた型をそのまま見た。注釈はさらに、魚の名がその思考の習癖に由来すること、そして捕らわれた二匹が命を救われたのは、ミタチンティの節度ある行動によるものであったことを加えている。仏陀が四聖諦を説き終えられたとき、二人の年老いた比丘は初果、すなわち預流果を得た。

ご存知でしたか?

般若波羅蜜(先見の明、機敏な決断力、臨機応変の知恵)を讃える第114話の本生譚。

迷妄の三形態(過度の思索、無謀な怠慢、バランスの取れた知恵)を鮮やかに描写。

危機に際して行動の伴わない思慮は無力であり、不放逸こそが命を救うと教える。

ボサツは自らの身を危険に晒して愚かな仲間を救う利他行を実践した。

「不放逸(アッパマーダ)は不死の道」という仏教の根本的真理を強調。

トピックで探す

More from बौद्ध धर्म

関連する教え

同じ教えが、様々な伝統の中に響き渡る