Bharat Devotion
Embroidered artwork for ブラフマダッタ本生:乞うまでの十二年: Embroidered Buddha seated in meditation on a pink lotus, with a golden dharma wheel and a white stupa in the mountains

ブラフマダッタ本生:乞うまでの十二年

王に十二年間もてなされた一人の行者は、素朴な革靴一足さえ口にできずにいたが、ついに王みずからがその控えめな願いを引き出すこととなった。

求めることをやめない修行僧たち

アーラヴィー近郊のアッガラヴァの霊廟で、ブッダは、高弟の一人である大迦葉から、そこにいる修行僧たちが庵を建てるための労働力と資材を求めて、絶えず町の人々をつきまとっているという報告を受けられた。人々は彼らの姿を見ただけで逃げ出すようになり、町での布施も減り始めていた。ブッダは修行僧たちの執拗さ、すなわち贈り物と労役を絶えず迫る態度を戒められ、賢者たちが、ただ求めるという行為をどのように捉えていたかを物語で示された。

修行者となった学者

その昔、ブラフマダッタがヴァーラーナシーを治めていた時代に、菩薩は由緒ある婆羅門の家に生まれた。タッカシラーで、あらゆる学問を修めたのち、感覚の快楽を捨て、修行者の樹皮の衣をまとった。彼はヒマーラヤの高い静寂の地へと退き、そこで野生の根と果実を食べて暮らし、深い禅定の境地を得た。

遠い庭園での歓迎

長年その荒野で過ごしたのち、菩薩は塩と酢を得るためにパンチャーラ国の地へ降り、そこにある王家の御苑に身を寄せた。パンチャーラ国の王は、自らの庭園を歩いているとき、修行者の穏やかな佇まいと伏し目がちな静かな眼差しに深く心を動かされた。王は修行者の足元に礼拝し、望むかぎりこの庭園に留まるよう招き、その食事を毎日王家の台所から届けさせた。十二年のあいだ、菩薩はそこで平安に暮らし、王に王たる者にふさわしい徳を教えたのである。

口にされなかった些細な必要

季節が巡るにつれ、菩薩が再びヒマーラヤへ戻る旅は、彼にとってますます辛いものとなった。鋭い石と焼けつく大地が裸足を傷つけ、暑さで彼を弱らせたのである。一足の簡素な一枚底の履物と、葉で編んだ日傘があれば、この苦しみを完全に免れうることを彼ははっきりと見て取った。しかし、そのような小さなものを王に求めようと決意するたびに、言葉が口から出る前に、恥の念が喉にこみ上げた。どれほど歓待と世話を受けてもなお、そのように素朴な願いを声にすることはできず、彼は毎回黙り込んでしまうのであった。

十二年の沈黙

客人の内に何か語られぬものがあることを感じ取った王は、何か必要なものがあれば、金でも衣でも食料でも、すぐに与えると約束して、二人きりのときに何度も彼に願いを言うよう促した。しかし二人が差し向かいで語ろうとするたびに、菩薩の決意は最後の瞬間に挫けた。こうして十二年の歳月が過ぎたが、履物と日傘という素朴な必要は、一度も声に出されることがなかったのである。

すべてを差し出した王

ついに菩薩が再び山へ向けて旅立とうとしたとき、王はこの謎にもはや耐えられなくなった。王は、王国そのものを初めとして、持てるすべてを差し出した。修行者が望むものが、求めるという重荷を彼一人が負うことなく、ついに明かされるように。そうしてようやく、申し出がすでになされ、求めることの恥も彼自身の肩から取り除かれたとき、菩薩は、十二年のあいだ口にされずに携えてきた履物と日傘について語ったのである。

求めることと断ることについての偈

この小さな贈り物さえ受け取る前に、菩薩は偈によって、なぜこれほど長く待ったのかを説明した。求めるという行為の性質は、寛大な贈り物か、あるいは痛ましい拒絶のどちらかをもたらす。主君に求める者は、断らねばならぬ者と同じく涙を流しやすいのだ、と彼は言った。自らと主人の双方が、他の人々の目の前で涙を流すという恥を避けるため、彼はいつも、このような小さな祈りを、信頼できる私的な耳にだけ囁いてきたのである。

ブッダによる前世の対応関係

ブッダは、この教えを結ぶにあたり、パンチャーラ国の王がアーナンダであることを明かし、また、靴一足をめぐって他者の、あるいは自らの涙を招くことを恐れ、十二年のあいだ待ち続けた修行者こそ、ご自身であったと示された。ブッダはアーラヴィーの修行僧たちに、これが賢者たちが最も小さな願いに対しても自らに課した基準であり、彼ら自身の絶え間ない要求はそれにはるかに及ばないのだと告げられた。パーリ聖典の本生譚第323話は、この語り方のもとでこの物語を伝えている。

ご存知でしたか?

正典ジャータカ第323番。『ヤーチャナーラッジャー』(求めることの道徳的な恥じらいと尊厳)を称える有名な経典の詩句である。

乞うことの深い心理を明らかにする。求めることは顔を青ざめさせ、拒むことは双方に等しい痛みを与える。

菩薩の十二年にわたる沈黙は、欲の少なさ(アッピッチャター)と満足(サントゥッティ)という出家者の重要な徳を際立たせている。

王の恩寵を利用する腐敗した修行者の俗悪な欲深さと、真の出家者の高貴な自制を対比させている。

仏陀はパンチャーラ国王を自らの高貴な弟子アーナンダであると明かし、その献身的な奉仕は優しい忠誠心で称えられた。

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